理学療法士の夏ボーナスがカットされた時の対処法｜収入減から年収アップまでの戦略

先日、友人の理学療法士からこんな連絡が来ました。

　「ボーナスがカットされた😭」「例年より大幅に減額された…」

物価高や病院業界の経営難はニュースで見ていましたが、身近な人が直面するとその重さが一気に現実味を帯びてきます。

しかし、それを「仕方ない」と受け入れるだけでは、自身の将来の生活やキャリアに影響が出る可能性があります。

今回は、理学療法士が夏のボーナスカットに直面したときに取るべき行動と、その理由を具体的に解説します。

最後には収入安定・年収UPにつながるキャリア戦略もご紹介しますので、今年の夏にボーナスカットがあった理学療法士の人はぜひ最後まで読んでみてください！

夏のボーナスカットはなぜ起きるのか

理学療法士のボーナスは、基本的に病院や施設の業績に大きく左右されます。
2025年現在、ボーナスカットの主な理由には以下が挙げられます。

一時的な減額ならまだしも、これが恒常化すると将来の年収に直結します。
そのため、現状を正しく把握し、次のステップを早めに検討することが重要です。

ボーナスカット時にやるべき即時行動

ボーナスカットが告げられたら、事実確認と情報収集が必要です。

ここで“感情的”になっても同僚同士で愚痴を言い合って終わりになります。
それは勿体無いですし、僕であればすかさず行動起こします。

• 上司や経営陣に理由を確認
  → 単年度の一時的措置か、今後も続く可能性があるのかを把握。
• 給与明細・就業規則を確認
  → 契約上の支給基準が守られているかをチェック。
• 生活費の見直し
  → 収入減少を前提に、固定費（家賃、通信費、保険）の削減案を検討。
• 副業や単発バイトの可能性を探る
  → 訪問リハ、パーソナルトレーニング、記事執筆などスキルを活かした副収入を確保。
• 企業や病院が自分を守ってくれないと自覚し、お金の勉強を始める
  → FPや簿記の資格取得やNISA口座の開設。

ポイントは、-「防御」と「攻め」を同時に行うこと-です。
出費を減らすだけでなく、新しい収入源を模索することでダメージを最小化できます。

中長期的なキャリア戦略で収入を守る

短期的な対策だけでは、将来も同じ状況に直面する可能性があります。
そこで必要になるのが “市場価値の向上” です。

• 資格取得で専門性UP
  → 呼吸療法認定士、NST専門療法士、スポーツ系資格（NSCA-CSCSなど）はプラス評価されやすい。
• 高収益分野へのスキルシフト
  → 回復期から訪問リハや自由診療への移行は収入アップが見込める。
• 管理職ポジションを目指す
  → 管理職は基本給＋役職手当がつくため、年収ベースで大きな差がつく。
• 副業スキルの育成
  → ブログ運営や動画発信など、将来的に本業を補える収入源を育てる。

こうしたスキル投資は、すぐに結果が出るわけではありませんが、3〜5年後の安定収入に直結します。

僕は、“新しく副業(スモールビジネス)を始める”　“資産形成を継続する”この2つの結果を出すことで、病院・会社に守られず生きていく道を模索中です🏋️‍♀️

転職で年収UPを狙うなら今がチャンス

もし「今の職場での収入改善が見込めない」と判断した場合、転職を検討する価値があります。
特に医療・介護業界は人手不足が続いており、条件の良い非公開求人が多く存在します。

• 高年収案件の例
  • 訪問リハ：年収450〜550万円
  • 管理職候補：年収500〜600万円
  • 自由診療クリニック勤務：年収500万円以上＋歩合

こうした情報は、求人サイトには出回らないことが多いため、転職エージェント経由での情報収集が必須です。

ただし、医療業界全体で将来的な給与アップが見込めるかは懐疑的です。

もし、
“リハビリ職が人の笑顔に直結するから本当に好きというわけではない”　
“副業や投資はしたくないが高年収がいい”

このような意見を持たれているならば、業界を変えることも視野に入れるべきでしょう🔥

まとめ｜迷ったらまず行動しよう!!

“冬のボーナスまで待つ” そこを見てから行動する。
これも一つの選択肢ですが、転職活動や副業を始めつつ待つ方がより間違いなく効率的だと思います。

行動を起こすだけならノーリスクです！
現状維持はボーナスカットなどがある場合、むしろリスクしかない時代です💪

行動の第一歩は情報収集です。
転職であればまずは無料で使える転職エージェントに登録し、自分の市場価値を知ることから始めてみましょう🔥

副業や資産形成を開始するのであれば、まず両学長のYouTube “リベラルアーツ大学” を参考に行動していきましょう！