転職ノウハウ

【理学療法士は稼げない?】1日20単位でも病院に1,100万円以上の売上を生んでいます

皆さんが日々健康維持を努力されるように、理学療法士はる坊も日々健康に関する知識を蓄積しています。

そんな中、はる坊がインプットした知識/実践中の運動や食事の中から、みなさんにわかりやすい形でお届けします!!

はる坊がお伝えする内容は、以下のテーマに関係したものに絞っています。

 はる坊がお伝えするニューステーマ

  • 筋トレ/ストレッチに関する知識
  • 食事管理による健康促進(はる坊実践中!!)
  • 理学療法士としての医学情報を一般の方々へお伝え
  • 理学療法士に対し転職や将来の提案

今回は『理学療法士の実際の売り上げ』について解説しようと思います!!

「理学療法士は稼げない?」「1週間に取得できる単位は決まってる」

病院に対し売り上げでいくら貢献できているのかを知りたい方にぜひ読んで欲しい!!

本記事では、年収を上げるための具体的な転職戦略を3つの視点から解説します。

自分の記事を読み続けることで、ご自身の今後を見直すきっかけにしていただけると幸いです!!

「PTって給料安くない?」というあなたへ

理学療法士の平均年収は400万〜600万円
これだけを見ると「やっぱり医療職って割に合わない?」と思う方もいるかもしれません。

でも実際には、病院にとっては年1,100万円以上の売上をもたらす存在なんです。

そのカギとなるのが「粗利(あらり)」という考え方。
今回は、理学療法士の『本当の収益価値』を解説していきます!

粗利ってなに?|医療現場でも経営感覚は必要です

まず、粗利の定義はこちら:

粗利 = 売上 − 人件費(主に給料)

つまり、理学療法士が病院にもたらす売上から、病院が支払う給料を引いた残りが「粗利」です。

1日20単位での収益計算|現場感のある数値で算出!

ここでは分かりやすく、
1日20単位(=20分×20=約6時間40分の実働)で計算してみます。

この条件で計算すると…

項目数値
単位数20単位/日
単位点数約245点(疾患による)
売上(1日)245点 × 20単位 ×10円= 49,000円
月間(20日勤務)49,000円 × 20日 = 980,000円
年間(12ヶ月)約1,176万円

PT1人で年間約1,176万円の売り上げというわけですね。

年収480万円のPTが生み出す“粗利”とは?

理学療法士の平均的な年収を約480万円と仮定すると…

  • 年間売上:1,176万円
  • 人件費 :480万円
  • → 粗利:約696万円

粗利率は…

696万円 ÷ 1,176万円 ≒ 約59%!

業界によって理想的な粗利率は異なりますが、
医療分野(特にリハビリ部門)では、粗利率60〜65%が理想的とも言われています。

なぜ“粗利率”が大切なの?

病院があなたの給料をどれだけ上げられるかは、
「いくら儲けているか=粗利」にかかっています。

粗利が大きい=病院に余裕があるということ。
逆に言えば、粗利が低ければ昇給交渉もしにくいのが現実です。

理学療法士=高収益人材!?

「リハビリは儲からない」なんて思われがちですが、
実際は1人のPTで年間1,100万円以上の売上を立てられる職種です。

しかも、医療職でここまで粗利率の高い専門職は珍しい。

あなたが自分の「生産性」に気づけば、

  • 転職時の給与交渉
  • 自費リハ開業
  • フリーランス展開

どの道を選んでも他者の比較して大きなアドバンテージとなるはずです!!

まとめ|PTの給料は“低い”のではなく、“見せ方”の問題かも

  • 理学療法士の年収は400〜600万円
  • でも1日20単位で年間売上は約1,176万円
  • 粗利は約696万円/年、粗利率約59%
  • 経営的視点で見れば高収益人材!

「どうせPTなんて…」と感じているなら、
あなたの価値は思っているより高いかもしれません。

一度転職市場で自分を測ってみるのもいいかもしれませんね!!