今回お話しする内容は、“自費リハビリ” についてです!
日々リハビリ業務に携わる方であれば少しは聞いたことがある方も多いのではないかと🤔
自費リハビリへ転職する理由として、次のような理由が多いです。
- もっと患者さんに寄り添ったリハビリを提供したい
- 時間や制度に縛られず、自身の裁量でサービスを提供したい、柔軟性が欲しい
- 自費リハビリへ転職して自分の実力を試したい
“自由診療” という新しいフィールドは高収入ややりがいをもたらす一方で、安定性や集客の難しさといった課題もつきまといます。
この記事では、自費リハ施設で働くメリットとデメリットを整理し、転職に踏み出す前に知っておきたいポイントを解説します!
目次
自費リハビリとは?保険診療との違い
自費リハビリとは、保険を利用せず全額自己負担でリハビリサービスを受けられるリハビリテーションを指します。
要は、“少し高いけどより質の良いリハビリテーション” という理解でいいでしょう。
学校における公立と私立の違いみたいなものです。
具体的な価格が分かれば理解しやすいでしょう👇
▶︎運動器リハビリテーションを2単位(40分)受けた際の患者負担額
診療報酬490点=4,900円×患者負担割合 (1点=10円)
- 3割負担(現役世代)→約1,470円
- 1割負担(高齢者)→約490円
▶︎自由診療の場合(自費リハビリ)
全額患者負担 →約8000円〜15,000円が相場
やはり料金は1回あたり1万円前後と高額になるケースも多く、利用者層は「保険では満足できない方」「リハビリ期限を超えても継続的なサポートが必要な方」に限られる傾向があります。(※運動器リハビリテーションではリハビリ期限が150日間)
はる坊
自費リハビリが受けられる人は経済的に余裕にある人です。
ニーズは一定数あるので、興味のある人はさらに調べてみてください💪
自費リハ施設で働くメリット
自費リハ施設の最大の魅力は、理学療法士が自らの判断で最適なリハビリを提供できる点にあります。
保険制度の枠を超えて患者一人ひとりに合わせたプログラムを提案できるため、専門性を発揮しやすく、やりがいを強く感じる人は少なくありません。
自身の今までの勉強が、ダイレクトに収入に繋がるのでやりがいを感じやすいです🔥
収入面ではやはり大きなメリットがあります。
- 一般病院の平均年収は400万円ほど
- 自費リハ施設では年収600万円以上を目指すことも可能
患者満足度とリピート率が高ければ、給与に直接反映される仕組みを導入している施設も増えており、スキルを磨くほど収入アップにつながります💪
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自費リハ施設で働くデメリット
一方で、自費リハ施設には注意すべき点もあります。
まず大きな課題は “集客” です。保険が効かないため、サービスを受けられるのは経済的に余裕がある人に限られます。
施設側、あるいはセラピスト自身が広告やSNS発信を通じて患者を集める必要があり、その成否が給与に直結します。
さらに、経営基盤が弱い施設も珍しくありません。
開業から数年で閉鎖に追い込まれる例もあり、転職先を選ぶ際には経営者の実績や資金力をしっかり確認しておくことが欠かせません。
日本理学療法士協会も報告書の中で、自費リハの拡大に伴い施設間での競争が激化している現状を指摘しています。
-日本理学療法士協会「理学療法士の働き方改革 自由診療領域について」–
はる坊
今まで病院で働いていた理学療法士にとって営業経験は少ないです。
そのため理学療法以外のところで勉強は必要になります。
転職を成功させるための心構えと行動
自費リハ施設で成功するには、臨床スキルだけでなく営業力や説明力が求められます。
高額なサービスを納得してもらうためには、単に施術を行うのではなく「なぜこのリハが必要か」を丁寧に説明し、安心感を与えることが重要です。
僕自身今の職場で自費リハビリも行っているのですが、実体験としては喋りと技術が5:5くらいの割合で必要かなという肌感です。
コミュニケーションが苦手という方にはやや不向きなのかもしれません🤔
自由診療に挑戦したいならまず転職エージェントに登録を!
もし-自費リハビリに興味があって挑戦したい!-という方は、複数の求人を見ることをおすすめします。
条件だけではなく、その施設の経営者の方針や業務の実態などについて事前の情報収集が、失敗しない転職のための秘訣です👌
特に自費リハ特化型か、保険診療と併用するハイブリッド型かによっても働き方が大きく異なります。どちらが自分に合うかを見極めるには、転職エージェントに相談して非公開求人や内部情報を得るのが効率的です🔥
どの転職エージェント使えばいいの?という方はこちらの記事を参考にしてみてください!

まとめ
自費リハ施設は、理学療法士にとって “新しいキャリア” の選択肢です。
高収入や自由度といったメリットがある一方、集客や経営リスクという現実的な課題も存在します。挑戦する場合は、事前の十分な準備と情報収集が成功へのカギ🔑になってきます!
意外とやってみると自分が自由診療の型にハマることもあるかもしれません😊
何事もチャレンジです!一緒に日々挑戦していきましょう🔥

