転職ノウハウ

理学療法士の給料に満足してる?転職で差が出る稼げる職場5選を解説!

 「理学療法士で高収入の職場ってどこだろう🧐」

 「自分の職場は給与が安いので高い給与が貰える職場へ転職したい!!」

理学療法士として働いているものの、

“仕事にやりがいはあるが給与が物足りない”

この悩みを持たれている方は多いのではないでしょうか?
理学療法士の友人たちに聞いていてもこの意見は非常に多いです😅

そこでこの記事では、理学療法士としてどこで働くのが収入アップに繋がるのかについて解説していきます!!

よろしくお願いします!!

▶︎今回の記事で分かること

  • 理学療法士の平均給与は日本の平均給与を下回っている
  • 理学療法士の稼げる職場 -具体例

理学療法士の給料は日本の平均給与を下回っている

「思ったより給料が上がらない…」「生活に余裕がない」
臨床経験を積んでいくうちに、こんな悩みを抱える理学療法士(PT)は少なくありません。実際、2023年の厚生労働省調査では、理学療法士の平均年収は約425万円で、全産業平均(503万円)を下回っています(※1)。

一方で、同じPTでも職場次第で年収500〜600万円台を狙えるケースもあるのです。
つまり、「給料が低い職場に居続けること」が収入停滞の原因になっている可能性が大いにあります。

次に、転職によって年収UPが期待できる“稼げる職場5選”を紹介します。
“自分のやりたいこと”“給与”のどちらをとるか。この2つで悩まれる理学療法士が多いのは重々承知していますが、今回は“高収入が狙える理学療法士の職場”について解説していきたいと思います🔥

理学療法士はる坊

実際悔しい思いはありますが、言ってても何も起こりません。
行動して人生をより良い方向に変えていきましょう🏋️

理学療法士の平均給与は、日本の産業平均を下回っている。
理学療法士 425万円:全産業平均 503万円
   ※参照 厚労省

稼げる職場①:訪問リハビリ事業所(成果報酬型)

訪問リハビリテーションの年収は500万円前後を想定されていることが多いです😄

事業所によっては600万円を超えるケースもあるそうで、事例としてインセンティブ制度の導入事業所の方針で「スタッフへの高待遇」を謳っているケースなどがあるそうです。

訪問リハビリテーションは、

  • 病院と比べ固定費が少ない
  • 一件あたりの単価が高い

などの理由から高待遇を実現できることが多いです。

やはり“稼ぐ”という点に関しては非常に強いのが“訪問リハビリテーション”ですね💪

稼げる職場②:整形外科クリニック(自費リハ併用)

整形外科は医療収益が安定している上、自費リハや自由診療を取り入れているクリニックではインセンティブ制が整備されていることも。

基本的にリハビリ実施可能期間は150日間です。
それを超えてリハビリテーションが必要な例、体のコンディショニングを自費でいいから行って欲しい患者さんなど、自費リハビリテーションも一定数の需要はあります。

自分の所属している病院でも導入されていて、次のような設定が設けられています🏋️

自費リハ例:
1時間 10000円 → 20%は場所代として事業所へ還元
時給にすると8000円の収入に🔥

1ヶ月に5件ほどでもあれば+4万円の収入源に!

理学療法士はる坊

多少営業の側面も必要なので成果はその人次第です🏋️

稼げる職場③:介護老人保健施設(老健)や回復期病院

一見すると給与が高そうに見えない老健や回復期病院ですが、実は福利厚生が厚く、年収水準も安定して高めな職場もあります。

  • 母体が大きな法人(医療法人・社会福祉法人)
  • 賞与3.5〜4ヶ月分支給
  • 年収500万円台の求人あり

やはり母体が大きな法人というのは強いです。
回復期病院は今までの職場の技術を活かして転職できるという方も多いのではないでしょうか?? 転職エージェントの交渉次第ではさらに給与アップも期待できそうな分野です🔥

稼げる職場④:産業理学療法士(企業系の健康管理職)

今、注目が集まっているのが“産業内理学療法士”という働き方です。

一般企業においては所属企業の従業員が健康に働けるような施策を企画・実践したり、セミナーを開催したりといった業務がメインになってきます🏃‍♀️

産業保健総合支援センターなどに所属した場合、管轄地域の企業や産業保健職へ向けたセミナーや労働環境の整備や、腰痛予防の指導等を目的とした企業への出張依頼などを担当することになるようです。


理学療法士が、産業医学を基礎に専門的知識を生かして、働く人々の心身機能の維持・改善に努め、健康で安全に働くことができる快適な職場環境の形成と労働生産性の向上を促進する活動である。
日本産業理学療法研究会「「産業保健理学療法の定義」について」

採用枠が限られているため競争は激しいものの、

  • 臨床経験5年以上
  • セミナー登壇経験や論文執筆経験がある

など、+αの実績があればより採用確率はアップするでしょう💪
企業系求人は一般求人サイトでは非公開のことが多く、やはり転職エージェントとの連携がカギになります。

まとめ|理学療法士の給料は「職場選び」で変えられる!

現場で経験を積んでも「給料が変わらない…」と感じているなら、それは自分が悪いのではなく、“職場の構造”の問題かもしれません。

今回紹介した稼げる職場5選を再掲すると:

  1. 訪問リハビリ事業所(成果報酬あり)
  2. 整形外科クリニック(自費リハあり)
  3. 老健や回復期病院(福利厚生◎)
  4. 産業理学療法士(企業勤務)
  5. 【+1】高年収を狙える「非公開求人」

まずは転職活動を初めて自分の市場価値を知るところから始めてみましょう!!!!
僕自身も決して今のままに固執せず、自分を安売りしないよう日々行動を続けていきます🔥

転職エージェントはどこを使うべき?という方はこちらの記事を参考にしてください👀

📚参考・引用文献

  • (※1)厚生労働省「賃金構造基本統計調査 令和5年」
  • 日本理学療法士協会「理学療法士の働き方とキャリア形成に関する調査」(2022)