はる坊です。
※この記事は理学療法士5年目のときに作成したものがベースで、その後リライトをしております。
理学療法士として臨床の世界に入り、5年が経過しようとしています。
社会人として3〜5年ほど働くと考え方や物事の見え方も変わります。
- 理学療法士として働き始めたけどこのままでいいのかな?
- 理学療法士の経歴を活かして他の仕事がしたい
人によって理由はさまざまですが、今の状況を変えたい理学療法士は多いです!
そこで今回は私の臨床経験5年の中で学んだことや今後の課題、行動について解説します!
📍この記事でわかること
- 臨床5年間で学んだこと
- 理学療法士としての限界と資格の活かし方
はる坊
理学療法士ほどやりがいのある仕事はありませんが、収入増加が見込めないのも現状です。その上で何をするかが大切です!
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【結論】インフレ時代における理学療法士の限界と+αの重要性
結論としては次の通りです。
「理学療法士の収入には限界があり、昨今のインフレに対して収入は目減りする。理学療法士+αの稼ぐ手段が必要」
収入に限界がある理由は、診療報酬制度にあります。
理学療法士が病院に貢献する方法は単位数(診療報酬点数)を多く取ることですが、これは1週間に108単位までという上限があります。
上限があるため、どれだけ頑張っても病院への売上は1000万円前後が限界です。
売上の限界があるから、反映される給与にも限界があるという図式です。
また、昨今の物価高に苦労している方も多いです。
- 物価高 年2%:洗濯機20万円→20.4万円
- 給与増 年1%:20万円→20.2万円
ざっくりした計算ですが、昨年なら1月の給与で買えていた洗濯機が買えなくなってしまいます。これが給与上昇幅がインフレに追いつけない構図です。
このような背景から、理学療法士は転職や副業、資産運用という手段を用いて、+αで稼ぐ手段が必要になるのです!
後章では、さらに詳しく解説していきます!
- 理学療法士の年間売上は約1,000万円
- 給与UPよりインフレの方が進むスピードが早い
- 理学療法士+αでお金を稼ぐあるいは増やす手段が必要
理学療法士として過ごした5年間で得た財産
解剖学や運動学の確かな基礎
解剖学や運動学、整形外科領域における医療言語・知識を学べたことは大きな財産です。結果論ですが、現在医療機器メーカーでも非常に活かせています。
大学時代も勉強はしていましたが、机上で学ぶよりはるかに深く知識・経験を得ることができました。
骨や筋肉の名称などは医師とお話しする時に「共通言語」として扱われます。
だからこそこの解剖学は次の医療機器メーカーの仕事でも役立てることができています!
大学から社会人5年目まで学び続けてきたものを活かすことができたのは非常に嬉しいです。
病院での臨床経験がもたらす転職時の強み
私は医療の世界で生きる上では「医療言語」が必要なスキルであると考えています。
カンファレンス、カルテ、薬の名称、骨や筋肉の名称、先生と呼ぶ独特の文化など、医療現場にはとても独特の雰囲気があります。
そんな独特な雰囲気の影響もあり、医師や看護師といった医療職の人間と普通にコミュニケーションが取れるのは非常に強い武器なのです。これは理学療法士として働いている中では絶対見つからない武器でした。
企業転職の際にその点を評価していただけたことに驚いたことを今でも覚えています。
「医療言語」「臨床経験」これらは自分の市場価値を大きくあげてくれる強みになります。
医療従事者の限界を身をもって知る
これは少し変わった角度の回答ですが、医療従事者としての収入の頭打ちも見えました。
働く以上はお金をしっかり稼ぎたいというのが本音です。この資本主義社会においてはその欲求があるのは当然だと思います。
診療報酬制度、上司の給与明細、ネット情報などを見ていても、給与が今後大きく上がる未来はどうしても見えませんでした。
もちろんその資格を活かしてプロスポーツ帯同や大学教授になる方もおられますが、一病院や一施設で働いている以上はその給与が大きく上昇することは見込めないでしょう。
もちろん食ってはいけますし、職を失うリスクは限りなく0に近い安定した仕事です。
リスクとリターンは表裏一体で、この仕事が年収1000万円まで化けることはないでしょう。
もっとこの話が知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください⇩
理学療法士が直面する経済的背景とキャリアの限界
物価高騰が続く昨今のインフレ情勢
コロナ以降から物価高(インフレ)を実感する機会は増えたはずです。100円で買えていたものが買えなくなった経験は誰しもしているのではないでしょうか。
物価は上がるけど給料が上がらない事例が、生活を送る上で一番困ります。
- 物価高 年2%:洗濯機20万円→20.4万円
- 給与増 年1%:20万円→20.2万円
1ヶ月の給料で買えていたものが買えなくなってしまいます。
患者さんの生活を守る仕事はもちろんやりがいに溢れています。ですが、自分の身を守ることができなくなると患者さんを守ることができなくなります。
物価高を考慮して、自分の収入も上げることも考える。この当然のように聞こえることができていない人がほとんどです。
病院で働いているとあまり経済ニュースを見る機会はありませんが、ぜひ医療業界以外のことに目を向けてみることをおすすめします!
特に今20-30代前半の、これからインフレ社会へ突入する世代にとって、PTを続けるという選択は全員が一度は悩むべき問題だと思います。
「はる坊のインフレ対策」についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください⇩
はる坊
インフレについてはこちらの記事も参考にしています→大和証券HP
頭打ちになりやすい理学療法士の給与構造
理学療法士の給与推移を表した指標です。

ここからもわかるように、理学療法士の年収は良くも悪くも普通です。
さらに今後の課題として、次の問題が考えられます。
- 診療報酬がとんとん拍子で上がるか?
- リハビリ職は増えていて共有が需要を上回らないか?
団塊の世代がこれから高齢化を迎えるにあたり、2040年頃まではリハビリの需要は増えていくことが考えられます。ですが、現在20代〜30代前半の理学療法士が働き盛りとなる20年後をピークにそこからは患者数の減少が予測されます。
数十年単位で見ると需要も下がることが予測される中で、果たして診療報酬が大幅に上がる未来が考えられるかというと少し疑問が残ります。
給与が据え置きのままで相対的に貧しくなる構造
最悪のケースとしては、「物価だけ上昇し収入は横ばい」というケースです。
先程、洗濯機を例に挙げましたが物価だけが上がって年収が横ばいだと生活は苦しくなる一方です。また、これに対抗するには現金預金だけでもかなり厳しい現実があります。
物価高に対し収入増加が追いつかないケース
- 物価高 年2%:洗濯機20万円→20.4万円
- 給与増 年1%:20万円→20.2万円
現金と投資の比較
- 物価高年2%:洗濯機20万円→20.4万円
- 現金預金 年率0.4%:20万円→20.08万円
- 投資 年率5%:20万円→21万円
簡単にいうと「本業年収UPもしくは投資でインフレ対策を行う必要がある」ということです。もしくは両方です!給与が据え置きで行動しないと何も変わらないので、ぜひ今日から行動してみてください!
医療の外へ視野を広げる:理学療法士の経験を活かした選択肢
理学療法士として働いた5年の知識や臨床経験を活かして別の職種にチャレンジすることで、年収UPを実現している方は少なくありません!
- 理学療法士×ビジネス
- 理学療法士×プロスポーツ帯同
- 理学療法士×ピラティス
もちろんこれはほんの一例で、他にも年収UPを達成している方はたくさんいます。
「理学療法士×〇〇」の掛け算で行動することで効率のいい転職が実現可能です!
私の場合は「整形外科×理学療法士→整形外科×医療機器メーカー」のように、整形外科という軸足を残した状態でビジネスの世界に飛び込み年収UPを実現しました。
この内容についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください⇩
理学療法士の経験を武器に、まずは転職を視野に入れよう
理学療法士の知識や臨床経験を活かして年収UPを狙う場合、「転職」は一つの大きな選択肢になりえます。
転職が一番リスクが低く、かつリターンが大きいからです。
転職活動自体はノーリスクですからね。いい転職先がなければ転職しなければいいだけなので!私は2回の転職経験からこの点を理解しました。
私の転職活動は下記の流れで進めました。
- ビズリーチに登録して職務経歴書の欄を埋める
- 2社転職エージェントに登録
- 5-10人の転職エージェントと面談
- 2人のエージェントに絞る
- 履歴書や面接対策
- 2/5社内定
たくさんの転職エージェントと話すことでより情報を仕入れることもできますし、信頼のおけるエージェントと出会う確率もあげることができます。
無料で相談できるのでかなりハードルが低いのも大きな利点です。
どのエージェントを使えばいいの?というかたはこちらの記事を参考にしてみてください⇩
まとめ|将来の不安を払拭するために自身の市場価値を知ろう
色々と話してきましたが、勘違いしてほしくないのは「理学療法士を続ける」という選択も全く間違っていませんし、PTでもしっかり投資や副業をしていれば資産を築くことは可能です。
しかし、次のような考えを持つ理学療法士がいるのも事実です。
- 理学療法士は思っていた仕事とは違う
- 他にやりたいことができた
- 少しでも早くFIREを目指したい
私が一番大事なことは自分の市場価値を常に知ることだと考えます。
転職活動をすれば、今自分は〜円くらいの年収で雇ってもらえると知っておくだけでも全然景色や考え方が変わります。はっきりいうと、医療従事者の多くは自分の立ち位置を客観的に見る能力が低い傾向にあります。
日頃のエネルギーのベクトルを患者さんの方に向けるのは素晴らしいことですし、誰にも真似できないことです。ですが、そのベクトルを一度自分の方に向けて見るのはいかがでしょうか。
きっとより良い未来を掴むために行動することができるはずです!
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