はる坊です。
理学療法士として5年間働き、その後医療機器メーカーの営業職として新しいキャリアをスタートさせました。
そんな私が「整形外科クリニックで働く理学療法士の全容」をテーマにまとめてみました。
- 整形外科クリニックは年収もいいと聞くけど実際どうなの?
- クリニックは患者数も多く仕事がつらいイメージがある
整形外科のクリニックへ転職を考えている方や、理学療法士として少しでも年収を上げていきたいという方にはぜひ参考にしていただきたい内容です!
📍今回の記事でわかること
- 整形外科クリニックでの仕事内容やワークライフバランス
- 整形外科クリニックが向いている人と転職方法
はる坊
私は5年間整形外科領域の理学療法士として働いていました!
目次
【結論】外来の忙しさはあるが「つらい」は誤解!年収面でも働きやすさでも選ぶ価値あり
結論からいうと、理学療法士にとって外来クリニックは働きやすさと年収の両面から考えても選択肢の一つとしてアリです。
- 有給も自分の予定に合わせて取得しやすい
- 年収は病院勤務より高い傾向にある
この2つの側面は理学療法士にとって非常に魅力的といえるでしょう。
休みに関しては自身のスケジュールに合わせて患者さんのリハビリ予約をとることが多いので、スケジュール管理は非常にしやすいです。
年収も基本給が病院よりも高い傾向にありますし、年収面で見ても450万円〜500万円は十分に狙えるでしょう。
注意点としては定時がクリニックによって大きく異なる点です。
- 病院併設のクリニック…8:30〜18:00
- クリニック単体の施設…9:00〜20:00
病院に併設されているクリニックでは比較的通し営業であることが多いです。
クリニック単体の施設では、中休みが設定されていて拘束時間が長いケースがあるので注意が必要です。
また、結果が求められるのでプレッシャーを感じる側面もありますが、理学療法士としての技術を高める点においてはクリニックは間違いない選択肢のひとつでしょう。
はる坊
私の実体験をもとに具体的に解説を後述します!
整形外科クリニックにおける理学療法士の主な仕事内容
外来リハビリのリアル(1日の担当は20〜24単位)
仕事内容は通院される患者さんに対するリハビリテーションで、1日に診る人数は10人〜12人でした。(20単位〜24単位)
もし1単位の20分で患者さんを回している施設があれば、その場合は20人近くのリハビリテーション担当することになりますが、現在は2単位で診療に当たるのが主流になってきている印象です。
主な業務内容は次の通りです。
- リハビリテーション業務
- カンファレンス
- カルテ記載、予約受付
私の場合は病院併設の整形外科だったので、多岐に渡る疾患を担当していました。
- 骨折外傷の術後(ORIFやγネイルなど)
- 人工関節の術後(肩・膝・股関節)
- 腱板断裂や股関節唇損傷の保存、術後
- 肩関節周囲炎や腰痛、膝OA対する保存療法など
5年間の中で、整形外科疾患に関しては概ね担当させていただきました。
今となってはの話ですが、この経験は現在の整形外科医療機器メーカーに転職してからも多く聞く内容ばかりなので、大いに役立っています!
エコー練習や学術活動はスキマ時間を活用
「リハビリ職=技術職」なので、どうしても自己研鑽の時間は必要になってきます。
ですが、業務時間内に自己研鑽の時間がある施設はほとんどないでしょう。
なぜなら自己研鑽は1円も病院に利益をもたらさないからです。なので自己研鑽は時間外の時間にするしかありません。(患者さんの急なキャンセルで空いた時間にすることはありました)
朝の早い時間や業務終了後に自分の時間を見つけて研鑽に励むことになるのでその点は注意しておきたい点ですね。
はる坊
自己研鑽をしないと治せる患者さんも治せないので間違いなく必要な時間ですが、病院の利益にならない以上その時間を作るわけにはいかないのです。
【1日の流れ】整形外科クリニック勤務時のタイムスケジュール
私は病院に併設されている整形外科クリニックに勤務していたのでその頃のタイムスケジュールをまとめてみます。
- 8:30 出勤
- 9:00 AMリハビリ業務開始(2単位×6人=12単位)
- 13:00 休憩
- 14:00 PMリハビリ業務開始(2単位×5人=10単位)
- 17:20 業務終了
毎週水曜日はこの休憩前にカンファレンスが入ったりしてましたね。
また、クリニック単体の施設であれば、休憩が3時間ほどある施設もあります。これはクリニックが午後診療が16:00から始まることが多いからです。
この間の3時間は家に帰れる施設もあれば、その時間を自己研鑽の時間に当てたりトレーニングをする人もいるという情報を聞いています。
整形外科クリニック勤務のメリットと「つらい」と感じるポイント
治療効果が出ないと担当交代?外来リハビリ特有のシビアな現実
通院される患者さんは「治る(痛みがとれる)」ことを期待して通院されます。
痛みがとれないと担当交代を言い渡されたり、次に来てくれなくなったりということもあります。
実際、担当交代を受け付けさん越しに伝えられた時は少し応えましたね。人間同士なので合わないことがあるのは当然ですが、一生懸命治したいと思っているにも関わらず、治せなかったときは非常にやるせない気持ちになります。
そのシビアな現実はひとつ注意しておきたいポイントです。
回転の早さと1日20〜24単位をこなす体力的な負担
AMは6人、PMは5人と回転率が非常に早いです。回復期の病院であれば1人の患者さんを60分診る、それを3人などと比較的回転率が遅いこともあります。
回復期から外来に転職されてきた方はその回転率の早さや体力的側面で少し戸惑いのある様子でした。
正確なタイムスケジュール管理とその中でも自己研鑽を進める器用さは必要になりますが、最初からその辺りができる人もいないのであまり気にはしなくていいと思います!
3ヶ月も働けばすぐに慣れますし、安定して回せるようになります。
整形外科クリニックに向いている人・向いていない人の特徴
外来リハビリが向いている人の特徴
外来リハビリが向いている人は次の通りです。
- 患者さんが治ることに喜びを感じる
- リハビリ過程を最後まで診ることができる
- スポーツの現場帯同や日々の技術研鑽に興味がある
- 少しでも理学療法士として年収UPを狙いたい人
外来リハビリはリハビリ職が好きな人に向いているといえるでしょう。
治療で成果を出し、患者さんから治ったと直接感謝されることに大きな喜びを覚える人にとっては最高の職場です!
病院勤務や別領域を検討したほうがいいタイプ
反対に向いていない人の特徴は次の通りです。
- 忙しい日々は苦手で自己研鑽にもそこまで興味がない
- 1人の患者さんにもっと向き合う時間が欲しい
- 整形外科だけでなく呼吸器系や脳神経系も経験したい
- 重症な患者さんに対してリハビリを提供できるようになりたい
ここに当てはまる方はクリニックは避けて病院勤務を選ぶべきでしょう。
クリニックに来られる患者さんと、病院に来られる患者さんでは少し疾患や怪我の質が異なります。
なので私は整形外科病院併設のクリニックを選択しましたし、それは結果最良の結果だったと今でも実感しています。
失敗しない整形外科クリニックへの転職手順とエージェント活用法
現状に不満や不安のある方は一度転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
転職エージェントは無料で活用できて、かつ転職の際に必要な情報提供であったり面接対策まで行ってくれる最良の手段です。
私は理学療法士として職場を変える際に次の順序で進めていました。
- 転職エージェントに登録(レバウェルとPTOT人材バンク)
- 5人ほどのエージェントと面談
- 1〜2人に絞り書類作成と面接対策
- 自分でも探していた病院に応募
- 結果、最も行きたかった整形外科から内定
この手順で進めればかなり効率的に転職活動を進めることができるでしょう。
また、転職の際は現職や前職の上司や同僚からのツテで転職するケースも多いです。
繋がった人脈は大事にし、いつでも誰でも頼れる状態にしておくことも重要でしょう。
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まとめ|クリニックはつらいは誤解!働きがいのあるクリニックへの転職も視野にいれよう!
過去の経験から整形外科クリニックがつらいは誤解です。
患者さんのリハビリ過程を社会復帰する最後まで診ることができますし、直接感謝の言葉をいただけるのでやりがいしかありません。
もちろん1日に多くの患者さんを診る大変さはありますが、そこを楽しめる人はリハビリ職であればきっと多いはずです。
クリニックへの転職を悩んでいる方はぜひ動いてみることをおすすめします。
理学療法士は国家資格ですし、もし合わなければ辞めて別の病院へいくという選択肢もまだまだ残されています。
やらない後悔よりもやって後悔した方が悔いが残りません!
日々一緒に挑戦していきましょう🔥


