転職ノウハウ

理学療法士が転職しない選択をしたときにやるべき4つのこと|キャリア停滞を防ぐ方法

理学療法士として働き続けていると、周囲が転職して年収や待遇を変えていく姿を見ることがあります。

「自分は今の職場が好きだし、転職はしない」と決めている方もいるでしょう。

しかし、理学療法士業界は給料が上がりにくい構造であるため、転職しない場合は “戦略的な行動” が欠かせません。

この記事では、転職せずにキャリアと収入を伸ばすための “4つの実践策” を紹介します。

これは僕が現在実践している部分も紹介していきます。
副業や資産形成をの重要性、転職しないにしても転職エージェントと話しておくべき理由について解説していくので、最後まで読んでいただけると幸いです!!

理学療法士
はる坊

はる坊も実践中です! 現代の生き方は多種多様です。
周りに流されず、自分の生き方を模索していきましょう!

院内での評価を高める

転職しないなら、今の職場での評価を最大化することが第一歩です。
次の管理職を決める際に選ばれる確率を高めるためだと考えています😄

実践例

  • 委員会や新規プロジェクトに積極的に関わる
  • 新人教育や後輩指導を引き受ける
  • 上司への提案や改善案を定期的に発信する

これらは一見地味ですが、職場の信頼を積み上げる最短ルートです。

ただし、病院はどこにいっても基本的には “年功序列”
かつ管理職になったとしても昇給額は数千円〜1万円程度でしょう。

これは自身の成長が遅いと考えていいでしょう(3〜5年、10年以上必要な場合も)。

副業と資産形成を始める(はる坊実践中!!)

理学療法士の平均年収は他の医療職、他業界に比べて上昇幅が小さく、昇給額も年間数千円〜1万円程度が多いのが実際です。
そのため、“副業と資産形成” はキャリア防衛策 として欠かせません。

副業例

  • パーソナルトレーナー
  • ブログやSNSを活用した情報発信(広告収入・アフィリエイト)
  • 医療ライティング
  • ネット物販

資産形成例

  • つみたてNISAやiDeCoで長期投資
  • 高配当株投資
  • 不動産投資

副業で得た収入を資産運用に回せば、将来的に労働収入に依存しない生活基盤を作ることが可能です。

スキル強化で希少価値を高める

同じ職場に長く勤めるほど、スキルの更新が止まってしまうリスクがあります。
希少性を保つためには、“他の理学療法士うが持っていない専門スキル”を磨くことが大切です。

強化すべきスキル例

  • 呼吸・心臓リハビリ
  • スポーツリハ(特に若年層や競技別)
  • 高齢者向け転倒予防プログラム
  • 先進リハ機器(ロボットリハなど)の活用スキル

資格取得や学会発表は、院内評価と外部での信頼度を同時に高めます。

また、スキルとは何も理学療法士としての技術だけではありません。

  • パワーポイントを用いたプレゼンテーション
  • 抄録作成などでライティングスキルを身につける
  • 患者さんや他職種とのコミニケーション力

むしろこれらの方が汎用性が高いため、他の業界へ転職する際にも役立つでしょう🔥

転職エージェントに相談しておく

「転職しない」と決めている場合でも、転職エージェントへの相談はメリット大 です。

理由は以下の通り:

  1. 自分の市場価値(年収・条件)を客観的に知れる
  2. 今より好条件の求人情報を得られる
  3. 現在の職場で急に環境が変わったときに備えられる

特に非公開求人は登録者しか見られないため、情報収集目的でも登録しておく価値があります。

“どのエージェントを活用すればいいかわからない” という方はこちらの記事を参考にしてみてください!

【2025最新版】理学療法士におすすめの転職エージェント5選

まとめ|転職しなくても行動だけならノーリスク!

転職しない理学療法士がキャリアを停滞させないためには、

  1. 院内評価アップ
  2. 副業と資産形成
  3. スキル強化
  4. 情報収集(エージェント活用)

これらをコツコツと進めていくことが必須です🔥

特に給料が上がりにくい業界構造を考えると、副業と資産形成は早めに着手しておくべき行動です。転職をしない選択でも、準備と戦略次第で未来は大きく変わります。

自分はPTだけの人生に捉われることなく、したいことをどんどんしていきたいと思うタイプです。一緒に自分の人生を勝ち取りにういきましょう!

📚参考

  • 厚生労働省. 医療従事者の賃金動向調査(2023年)
  • 日本理学療法士協会. キャリア調査報告書(2022年)