皆さんが日々健康維持を努力されるように、理学療法士はる坊も日々 健康や豊かな人生に関する知識を蓄積しています。
そんな中、はる坊がインプットした知識/実践中の運動や食事の中から、みなさんにわかりやすい形でお届けします!!
はる坊がお伝えする内容はは、以下のテーマに関係したものに絞っています。
はる坊がお伝えするニューステーマ
- 筋トレ/ストレッチに関する知識
- 食事管理による健康促進(はる坊実践中!!)
- 理学療法士としての医学情報を一般の方々へお伝え
- 同業者の方へ働き方を提案
今回は理学療法士という職業を少しでも知っていただくために、その職業の年収とキャリアについて解説しようと思います!!
この記事は同業のPTやPTを目指す方向けです、。
今後のキャリア形成や選択の一助になれば幸いです。
よろしくお願いします!!
理学療法士がさらに認知される、社会的地位向上は業界の課題です!!
理学療法士(Physical Therapist:PT)は、医療・介護・スポーツ分野で広く活躍できる国家資格です。
人の身体機能を支える専門職としてやりがいは大きい一方で、「年収が低い」と感じる声も少なくありません。
今回は、厚生労働省の統計をもとに理学療法士の平均年収や年齢構成を分析し、今後の伸び代や収入アップの道筋を現役PTの視点からお伝えします!!
目次
平均年収は約430万円、平均年齢は30代前半
厚生労働省「令和4年 賃金構造基本統計調査」によると、
理学療法士の平均年収は約430.7万円です。(手取り約337万円)
これは日本全体の平均年収(約507万円)と比べるとやや低く感じられるかもしれません。
ただし、PTの平均年齢は約33.4歳と若年層が多く、年齢構成によって平均値が押し下げられている可能性が高いです。
実際、年齢別で見てみると…
| 年代 | 平均年収 |
|---|---|
| 25〜29歳 | 約392万円 |
| 30〜34歳 | 約421万円 |
| 40〜44歳 | 約497万円 |
| 50代 | 約515〜570万円 |
このように、経験を積むことで年収は着実に上昇します。20代のうちは控えめでも、長期的に見れば安定した職種であるといえるでしょう。
需要はむしろ増加傾向|高齢化・スポーツ・在宅リハ
理学療法士の将来性について、「AIに代替されるのでは?」という声もありますが、現実にはむしろ需要が拡大しています。
背景としては、
- 超高齢社会の進行による介護・在宅リハニーズの増加
- 地域包括ケアシステムの推進
- 障害者・難病領域への支援
- スポーツ現場や職場復帰支援への展開
などが挙げられます。
また、理学療法士の国家資格者数は年々増加しているものの、「病院以外」の活躍の場が広がっているため、今後も安定して働き続けられる土壌があります。
理学療法士が収入アップを目指す4つの戦略
では、年収をさらに高めたい場合はどうすればいいのでしょうか?
以下に、現役PTの立場から有効な選択肢を紹介します。
① 専門資格の取得でキャリアアップ
「認定理学療法士」や「専門理学療法士」は、特定分野のスキルを証明できる資格です。
肩書きがつくことで施設内評価や講師依頼、昇給につながるケースもあります。
② 管理職・教育職を目指す
リーダーや主任、教育担当者に昇進すれば、役職手当や基本給の増加が期待できます。
症例経験や人材育成力が求められますが、キャリアとしては王道です。
③ 訪問リハや複業で収入を増やす
訪問リハビリでは、1件あたりの報酬が高く、時間単価が上がりやすい働き方です。
また、週末だけ外部委託やイベント出張を請け負う「パラレルワーク型PT」も増えています。
ちなみに訪問リハの年収は600万円ほどになるケースもあるそうです!!
④ 副業・コンテンツ販売・起業
- noteでの有料記事
- ブログ運営+アフィリエイト
- SNS活用 → 講座・オンラインサロン
など、スキルを“言語化・発信”して収益化する道も現代的でおすすめです。
⑤ 他職種への転職
理学療法士をやってみて実際違うなと感じたら、全く別の業界(営業職)に転職なども可能です。
僕も実際相談に乗っていただきましたが、〜30歳程度までは業界チェンジもありとのことでした!!別にPTにこだわる必要性もないですし、自分に合う合わないで判断していただければというところですね!!
以下にリンクを掲載していますので、興味のある方はぜひ一度エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?
まとめ|「今の数字」だけでなく「未来の伸びしろ」に注目
理学療法士の平均年収は400〜500万円台と、医師や看護師と比較すると控えめかもしれません。
しかし、若手が多く、キャリア初期から安定収入が得られる点は大きなメリットです。
今後の日本社会では、在宅リハ・介護予防・スポーツリハなど多様なニーズが続々と出てきます。
その中で、自分の強みや専門性を育て、柔軟な働き方を取り入れることで、収入とやりがいの両方を手に入れることは十分可能です。
「資格を取ったらゴール」ではなく、「資格を活かしてどう働くか」が問われる時代。
一歩先を見据えた行動で、あなたの未来の選択肢は大きく広がります!!
p.s
あとは個人的見解ですが、PTの資格があれば日本全国どこででも働けます!! 定住したくない人柔軟に働きたい方にとっては悪くないのでは?と最近考え始めました。
📚 参考データ
- 厚生労働省「賃金構造基本統計調査 令和4年」
- 全国リハビリテーション学校協会・PT協会公開データ

