転職の際には必ず “求人票” を確認して病院・企業を選びます。
しかし、求人票には魅力的な言葉が並んでいても、実際に働き始めると「思っていた職場と違う…」という失敗例は少なくありません。
この失敗の多くは、求人票と実情のズレを読み解けないことが原因です。
本記事では、理学療法士が転職で後悔しないために、求人票で必ず確認すべき5つのポイントを詳しく解説します。
記事後半では、転職の成功率を高めるための無料転職エージェント活用法も紹介します🔥
はる坊
自分も転職エージェントを活用して転職しました!
目次
① 給与・賞与・昇給条件は詳細をチェック!
意外としっかり見れていない人も多いのが “給与・賞与の条件” です。
- 毎月の給与額は?
- 賞与は何ヶ月分?
- 基本給は何円で賞与の推定額は?
最低限ここを抑えた上で、自身の年収と比較してみましょう!
知っている方も多いと思いますが、 “月の給与は高くても基本給が少額” だとボーナスも少なくなります。手当で補填されているだけ、というケースも珍しくありません。
可能であれば、“総支給額” を確認して、手取り額を想定することをおすすめします。
日本ではお金のことを食い気味に聞かれることに嫌悪感を抱く風潮がありますからね😭
聞きにくければここは転職エージェントに相談しましょう👌
② 勤務時間と残業時間の現実を見抜く
“勤務時間” は、実際の終業時刻と異なる場合があります。
リハビリ職は患者数やカルテ入力により残業が発生しやすく、「残業なし」と書かれていても月5〜10時間あるケースがあります。
“カルテを書く時間” が勤務時間に含まれているかは確認すべきでしょう✍️
ここに関しては実際に施設見学へ行き、職員に確認することで事前に把握可能です。
“平均的に残業時間は月どれくらいですか?”
“大体何時頃に皆さん帰られますか?”
ここで注意点として、“定時に帰れますか?” などと、ストレートに聞くとあまりいい顔をしない人も中にはいるので、少し質問の角度を変えつつ聞くことがおすすめです。
転職エージェントが施設見学へ同行してくれるケースもあるので、不安な方はその方法をお勧めします😄
③ 仕事内容と担当患者層のミスマッチを防ぐ
同じ “理学療法士” でも、急性期・回復期・生活期、訪問リハ、さらに整形・脳神経系・内部疾患などで仕事内容や必要スキルは大きく異なります。
自分が最初の職場で経験した内容と大きくズレていると、正直なところ一からの勉強になります。
はる坊
同じタイミングで転職した現在の同僚の転職は
急性期&脳神経→整形外来ですが少し苦労されている様子です
もちろん「それでもいいからこの分野のリハビリがしたい!」という方もいるとは思いますが、多くの方にとってはそれは望まないでしょう。
見学の際に、自分が必ず確認していた項目を以下にまとめたのでご活用ください!
はる坊が必ず確認する仕事内容
- 1日の取得単位(1日の担当人数)
- 整形、心リハ、脳神経系、どの分野のリハビリを担当するのか
- リハビリ計画書作成など、事務作業はどの程度あるのか
④ 福利厚生と職場環境で長期的な働きやすさを判断
給与だけでなく、福利厚生も長く働くためには重要です。
退職金制度、産休・育休取得率、時短勤務の可否、研修費補助などがあるかのチェックは必須でしょう。
“労働者” として働く以上、労働環境は大事に見た方がいいです。
以下に見るべきポイントをまとめました✍️
福利厚生/職場環境で見るべきポイント
- 離職率
- 産休・育休取得率
- 有給取得率
- 研修費補助の有無
- 退職金制度
- 週休2日制、土日祝休み、シフト制など
また、見学先に知り合いがいれば人間関係や離職率を聞いてみるのもありでしょう。
⑤ 転職エージェントを活用して裏情報を入手する
見学先で「離職率はどれくらいですか?」と聞くのはさすがに気が引けると思います笑
そこで、求人票だけでは分からない情報(離職率、実際の残業時間、昇給実績など)は、転職エージェントを通じて入手できます!!
直接職員の方に聞きにくい内容は転職エージェントを介して情報収集するのが吉です◎
転職エージェントは企業と直接やり取りしているため、非公開求人や条件交渉が可能です。
特に理学療法士専門の転職サービスなら、医療・介護業界の最新動向も教えてもらえます🔥
まとめ
転職の際には、まず求人票を見ると思います。
しかし、求人票と職場の実態にズレが生じているケースは少なくありません。
そのズレを埋めるために転職エージェントを活用するのはかなり有効な手段だと思います。
個人的には、転職エージェントが普及している時代に生まれてよかったなと思うくらい利用させていただきました😁
“こんなはずじゃなかった” と転職後に後悔しないように、事前の情報収集は嫌というほど行いましょう🏋️♀️
一度転職、あるいは転職活動を経験すると、“転職ノウハウ” が自分の中に蓄積されるのも一つ大きな経験です!ノーリスクハイリターンの可能性もある転職活動、ぜひ頑張ってチャレンジしていきましょう🔥

