はじめに。
昨日のリハビリカンファレンスで、先輩が聞き慣れない単語を話していたのでなんのことだろうと気になってカンファ後に質問しにいきました。
最近知らないことは恥だが、それを放っておくのはもっと恥ずかしいことだと考えるようになりまして、、
「ルーセントライン」という単語が分からなかったので、調べてみるとかなり重要なものだったので僕もまだまだだなと恥ずかしい限りでした。
でも今回とても勉強になり、今後に活かせそうな内容だったのでまとめてみます!
間違ってたら連絡ください!よろしくお願いします!!
Lucent lineとは。
Lucent lineとはステムやスクリューに緩みが生じている際にX線上で出現する見え方のことを指すそうです。
本来ステムやスクリューがしっかり固定されている際にはレントゲン上でそのステムやスクリューの横は骨の白色でしっかり隙間なく映るのですが、
緩みが生じていた場合、その横に黒く抜けたような像が線上に映し出されます。
それがLucent lineです。
たぶんlucentさんが最初に提唱したんでしょうね。(適当です。)
左の図のように、本来であれば隙間なく映っているのが、右のようにステムに沿って黒い像が線上に映し出されます。
図で申し訳ありません。調べたら出てくるので実際のX線で確認してください!!
これがステムやスクリューの緩みを意味するということです。
構造的に壊れているということなので理学療法士にはどうすることもできません。
今回のカンファレンス内容
今回のカンファレンスの内容は、
足関節脱臼骨折の後、距腿関節固定術をされた患者さんの足部が内反変形していってるかをみんなに判断してほしいということでした。
要するに画像をみんなに見て、内反変形しているか確認してほしいということです。
その先輩の考えとして、
・Lucent lineはなく固定性は問題ない
・内部疾患の問題もあり浮腫ってるため、軟部組織のせいで内反しているように見える
・距腿関節の裂隙はここ最近のX線で変化は見られない
これらのことから結論として内反変形はしておらず、浮腫ってるせいで内反しているように見えるだけと結論付けておられました。
これにはDrもしてないだろうということでこの人のリハビリゴール設定をどうするか主治医と相談してくださいとのことでした。
今日の反省点。
正直、ここまで画像見れてなかったです。悔しいです。
少しでも見れるようになってきたかなあと思っていた自分が情けないです。
人工関節の患者さんや骨折後の患者さんにlucent lineが生じていないかこれからしっかり確認します。術後経過をX線で追えているようで全く追えていなかったということですね。。
以上今日のカンファレンスでの反省点でした!!